Nordic SemiconductorのThingy:91 セルラーIoTプロトタイプの開発をわずか数日で可能に

22
Aug
2019
Oslo, Norway
Eng
Product
nRF9160
nRF52840
Nordic Thingy 91
LTE-M
NB-IoT
Bluetooth LE

Nordic製品: Thingy:91

Thingy:91は業界をリードするNordicのGPS搭載マルチモードLTE-M/NB-IoTモジュールnRF9160 SiPをベースとしています。Arm TrustZoneのインターネットグレードの暗号化とセキュリティを独自にサポートし、バッテリー駆動型で、セルラーIoT向けに設計されたシンプルなプロトタイピングプラットフォームです。完全なアセット・トラッキング向けのサンプルアプリケーションと、9つのセンサーを備えており、“設定不要ですぐに”運用可能で、且つNordicの主力製品nRF52840 SoCによるBluetooth 5やNFCといった様々な近距離無線技術を同時にサポートしています。

-超低消費電力無線ソリューションのリーディング・プロバイダーであるNordic Semiconductor(OSE:NOD、以下Nordic)は本日、簡易セルラーIoTプロトタイピングプラットフォーム、Thingy:91の発売を発表しました。Thingy:91は、グローバルな低消費電力のロングレンジアプリケーションであるLTE-M/NB-IoTでの認定を取得済みで、Arm TrustZoneセキュリティを独自に備え、様々なセンサー(以下を参照)を搭載し、さらに、Bluetooth® 5、Thread、Zigbee、ANTといった超低消費電力の近距離無線技術向けに先進的なマルチプロトコルSystem-on-Chip(SoC)であるNordic nRF52840を搭載しています。

Thingy:91には10MBのデータがプリロードされたiBasisのNano(4FF)eSIMカードが同梱されており、セルラーIoTネットワークに対応する国が今後さらに増え続ける中、設定不要ですぐにセルラーLTE-MおよびNB-IoT接続とのローミングが自動的に行われます。

Thingy:91の主なアプリケーションの一つはアセット・トラッキングであり、とりわけアセット・トラッキング向けのアプリケーションのサンプルがフルサポートされています。これにより、近距離Bluetooth 5経由でコンテナ内のアイテムを個別に追跡できる(コンテナ内の位置や冷蔵製品の温度など)輸送コンテナが実現可能となり、長距離セルラー無線技術を介してコンテナ本体とコンテナの内容の重要な変化をリモートで追跡できます。
「NordicのThingy:91はプロの開発者やノンセルラーIoTスペシャリストなどを対象としています。セルラーIoTに不慣れな開発者が、プロジェクトや予算に必要な承認を得るためのPoC(概念実証/proof-of-concept)を立ち上げてすぐに着手できるだけではなく、同じコードと開発環境をそのまま使用し、直ちにこのPoCを実際の製品に反映することができます。」
Nordicのシニアプロダクトマーケティングマネージャー、John Leonardは次のように述べています。

NordicのThingy:91は、搭載された1440mAhのリチウムイオンバッテリーの充電用USBコネクタを備え、6×6cmのケースに格納されています。Thingy:91のセンサーリストには、温度、湿度、空気の質、気圧を測定する環境センサーおよび色と光のセンサーがあり、低電力加速度計と高G加速度計も個別に搭載しています。

nRF9160は、専用アプリケーションプロセッサとマルチモードLTE-M/NB-IoTモデムを統合した低消費電力のSystem-in-Package(SiP)であり、わずか10×16×1mmというコンパクトなセルラーIoT(cIoT)ソリューションです。このアプリケーションプロセッサには、アプリケーション専用に1MBのFlashと256KBのRAMを搭載した64MHz Arm® Cortex™-M33 CPUが組み込まれています。nRF9160 SiPには、Trusted Execution用のARM TrustZoneとアプリケーション層セキュリティ用のARM CryptoCellを備えています。また、センサーやアクチュエーターとの通信用に様々なインタフェースも搭載されています。

nRF9160 SiPは、GPSを統合サポートする市場で唯一のセルラーIoTモジュールであり、GPSとセルラーデータを組み合わせることで、これらのテクノロジーのいずれかを単独で使用した場合よりも正確な測位が可能になります。

Nordicのシニアプロダクトマーケティングマネージャー、John Leonardは次のように述べています。
「NordicのThingy:91はプロの開発者やノンセルラーIoTスペシャリストなどを対象としています。セルラーIoTに不慣れな開発者が、プロジェクトや予算に必要な承認を得るためのPoC(概念実証/proof-of-concept)を立ち上げてすぐに着手できるだけではなく、同じコードと開発環境をそのまま使用し、直ちにこのPoCを実際の製品に反映することができます。」


またAnalog Devices Inc.の慣性センサーグループプロダクトマネージャー、Tzeno Galchev氏は次のように述べています。
「NordicのThingy:91は、動きを感知して起動する低GのADXL362 や高GのADXL372といった、業界トップクラスの性能を誇るAnalog Devices Inc.の超低消費電力加速度計を内蔵しています。電力とバッテリーの管理はADP5360 PMICが行います。」

Galchev氏は続けてこのように述べています。
「eコマースが小売業に現在進行形でもたらしている大変革の波により、サプライチェーンや資産管理に対するグローバル企業のアプローチが変わりつつあります。NordicのThingy:91は、製品や資産の管理方法をデジタル化し大きく革新する手法を開発するための、非常に優れた素晴らしいツールです。Thingy:91を製品開発に活用することで倉庫から顧客までの商品の流れをより正しく理解できるため、迅速な配送計画と商品品質の維持が可能になります。商品の流れが止まった場合は、どのラインに問題があるのかをThingy:91が割り出します」

FRACTUS ANTENNASのイノベーション担当副社長、Carles Puente博士は次のように述べています。
「ガラスアンテナへ移行しつつあるIoTエコシステムの一助になれることに、胸が弾む思いです。NordicのThingy:91と当社のTRIO mXTENDチップアンテナを出発点にすれば、ガラスアンテナを用いた完全なIoT製品の開発が非常に迅速かつ容易に行えるようになります」

Bosch Sensortecのマーケティング担当副社長、Peter Weigand博士は次のように述べています。
「NordicのThingy:91は、当社のBME680ガスセンサーを現場に容易に設置できる優れたプラットフォームです。空気質モニタリング市場が急速に拡大する中、現場の資産をリアルタイムで追跡する作業に役立つ、気温・気圧・湿度および揮発性有機化合物(VOC)を追跡する無線ツールを、ユーザーは探し求めています。このプロトタイプ基板をきっかけとして製品設計のイノベーションに大きな注目が集まり、イノベーションが加速することを楽しみにしています」

NordicのThingy:91は希望小売価格約119ドルで発売中です。Zephyr RTOSを搭載したNordicの専用セルラーIoT開発キット「nRF Connect SDK」を使用してプログラミングする設計となっています。ソフトウェアおよびハードウェアの設計用ファイルは、Nordicのウェブサイトから入手可能です。

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