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アプリケーション:スマートロック

韓国Samsung SDS社、ユーザーがスマートフォンでドアの操作/監視を行える 先進的なBluetooth Low Energyスマートドアロックを発表

韓国Samsung SDS社、ユーザーがスマートフォンでドアの操作/監視を行える 先進的なBluetooth Low Energyスマートドアロックを発表

The ‘push-pull’ smart door lock can be retrofitted to any existing door

 

NordicのnRF52832 SoCを採用した「SHP-DP930 Smart Doorlock」が、低消費電力かつセキュアで安定したワイヤレスホームおよびオフィスのセキュリティアクセスソリューションを提供

超低消費電力無線ソリューションのリーディング・プロバイダーであるNordic Semiconductor ASA(OSE:NOD、以下Nordic)は本日、韓国のソウルを拠点とする多国籍企業Samsungの子会社Samsung SDS社が、同社の「SHP-DP930 Smart Doorlock」にNordicの実績を誇るnRF52832 Bluetooth® Low Energy(Bluetooth LE)システムオンチップ(SoC)を採用したことを発表しました。

 

スマートドアロックは、急成長するアジアのスマートホーム分野で人気のある製品カテゴリーとして台頭しています。とりわけ中国では、国が1500億ドル以上投資して市場拡大を推進し、ホームオートメーション分野で世界をリードしています。

 

「プッシュプル式」のスマートドアロックは、アジアとオセアニア地域向けのSamsung SDS社のスマートドアロックの最新製品です。このロックは、既存のドアに取り付け可能なほぞ穴式のユニットであり、ユーザーがドアの鍵を持っていなくても自宅やオフィスに出入りすることができます。ドアロックは、Nordic SoCのBluetooth LEワイヤレス接続を使用してユーザーのBluetooth 4.0(およびそれ以降)のスマートフォンから起動可能で、指紋、暗証番号、およびRFID近接型カードオプションを代わりに使用することもできます。機械式のオーバーライドキーも用意されています。

 

家族、ゲスト、またはハウスキーパーのような登録済みのユーザーがドアに近づいた際に、Samsung SDS社のiOSまたはAndroidのパートナーアプリのドアボタンにタッチするだけでロックを解除できます。これに加えて、オーナーは「sHome Doorlock」アプリを使用して、自宅やオフィスの「出入り」のアクティビティ記録を確認し、電池残量が少ない場合やロックが正常にアクセスされる度にプッシュ通知を受け取ることができます。この機能を利用し、子どもが学校から自宅に無事到着したことを職場で親が確認することも可能です。

 

NordicのnRF52832マルチプロトコルBluetooth LE SoCでは、512KBのFlashメモリと64KBのRAM搭載の96dB RXの感度の2.4GHzのマルチプロトコル無線(Bluetooth 5、ANT™、および独自仕様の2.4GHz RFソフトウェアに対応)に、64MHzの32ビットArm® Cortex™ M4Fプロセッサを組み合わせています。競合ソリューションに比べて最大60%の高い汎用処理能力、10倍の浮動小数点性能、および2倍のDSP性能を実現しています。

 

このSoCには、先進的なBluetooth LEアプリケーション向けにS132 SoftDeviceが提供されています。S132 SoftDeviceは、Central、Peripheral、Broadcaster、およびObserverのBluetooth LEロールを提供し、最大20の接続でロール動作に同時対応できます。

 

「SHP-DP930 Smart Doorlock」は、nRF52832 SoCの超低消費電力の特徴を生かし、8本の単三電池で通常の動作あれば12か月以上稼働します。SoCは、消費電力を最小限に抑られるように設計されており、2.4GHzの無線の5.5mAのARX/TXのピーク電流、およびNordicのnRF51シリーズのSoCに比べて最大80%も消費電力を削減する全自動の消費電力管理システムといった特長を備えています。

 

Samsung SDS社のHome IoTチーム ビジネスプランニンググループのグループリーダーであるJoonho Moon氏は次のように述べています。

 

「バッテリー寿命は、ワイヤレスチップの選定で検討する最も重要な要素の1つでした。NordicのnRF52832 SoCは、低消費電力で最高性能のソリューションであるばかりでなく、最も安定した最新式のRFプロトコルソフトウェアを提供してくれます。」

 

nRF52832 SoCは、RFプロトコルソフトウェア(「スタック」)からアプリケーションコードを分離するソフトウェアアーキテクチャを備えており、この2つの依存関係を排除して、アプリケーション開発中のスタック破損のリスクを取り除きます。また、無線通信によるデバイスのOver-The-Air Device Firmware Update(OTA-DFU)に対応し、認証にセキュアな署名を用いることで、検証済みのトラステッドなソースからのアップデートのみ所定のデバイス上で実行できます。SoCのAdvanced Encryption Standard(AES)は、堅牢な保護機能を提供しつつ、Armプロセッサと大容量のFlashとRAMによって、AES、およびプロセッサの負担の大きいアプリケーションの要求を同時にカバーできます。

 

セキュリティの強化のために、nRF52832 SoCに内蔵NFC-Aタグを搭載することで、帯域外(OOB)のペアリングを可能にし、NFCリンクでの認証情報の交換による2台のBluetoothデバイス間のセキュアなペアリング処理を簡素化します。

 

Moon氏は次のように続けています。

 

「Nordic SoCのハードウェアの強みに加えて、ソフトウェアサンプルが多く用意されているので、容易かつ安定した開発を行えます。現場ならびに非常にアクティブなオンライン上のDevzoneコミュニティを通じた技術サポートも重要なポイントでした。」

 

Nordic のセールス&マーケティング担当ディレクターであるGeir Langelandは次のように述べています。「Samsungは全世界で広く知られている信頼のおけるブランドです。このため、Samsung SDS社が新しいスマートドアロックの発表によりスマートホームセキュリティ分野でリーダーの地位に就くのは当然だとだと思います。『SHP-DP930 Smart Doorlock』は、nRF52832 SoCの実証済みのハードウェアと堅牢でセキュアなBluetooth LEスタックを巧みに活用して、スマートホームソリューションの実現を切望するアジアの消費者基盤に魅力的なソリューションを提供します。」

 

「SHP-DP930 Smart Doorlock」は、アジアとオセアニア地域で販売されています。

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